ももの日記

☆誰もがこの星の大切なPrince Princess☆

キントレPrince公演オーラス

2017年7月30日18時。君たちがKING'S TREASURE Prince公演オーラス。私はEXシアターにいた。


勝手に「神宮寺見納め」と思い込んで、本当の意味での神宮寺担卒業になると思っていたけれど、違った。神宮寺のことを綺麗さっぱり忘れることはできない。嫌いになるなんて有り得ない。見るたびに簡単に「好き」を更新させてくる。そう確信した。



久しぶりに見る神宮寺の顔は、可愛さだけでなく大人っぽさや落ち着きが感じられた。

OPの書道パフォーマンスでの凛々しい袴姿。FTGはおなじみの「ヴェッ💢💢💢」ばかり表立ってネタとも思っていたけれど、全くそんなことがなくてただひたすらにかっこよかった。プリプリで不覚にも涙が出た。神宮寺が優しいなんてことは百も承知だけれど、歌詞の一つ一つに気持ちがこもっていて、包み込まれ引き込まれるような優しさだった。


少年隊メドレーは正直Princeにとっての挑戦だったと思う。ファン層には中高生も多くいる、他Jr.グループも特別な強みを持つ中でPrinceにしかできないこと、Princeの良さを最大限に引き出せること、それでいて新しいこと。もしかしたら、今いるファンが離れていくかもしれない。けれど、その挑戦は間違いじゃなかった。王子様売りにするならとことんやったらいい。新しいことに笑顔で、真剣な表情で取り組み、魅せる神宮寺を真っ直ぐな気持ちで見ることができたのはいつぶりだろう。


ボニバタのイントロが流れて震えた。ずっと認めることができなかったじぐいわシンメに感謝さえした。切ない表情で囁くような、それでいて強く響く歌声。歌詞に合わせた仕草。男の子から大人の男の人に変わっているんだと目で見て感じることができた。

それからソロコーナーの『...more』

一見シンプルな演出だけど、表情・仕草・歌い方でその世界観に引き込まれていった。緑ペンラで埋め尽くされた会場で、ただ一人ステージで歌う神宮寺を見て嬉しさしかなかった。ここまできた、と思った。

君米で私がただ神宮寺のことをひたすらに好きだった当時と同じように踊る姿を見て、「こんなところが好きだった」とたくさんのことを振り返った。


『描いた未来たどり着くまで』

これは私の勝手な憶測に過ぎないけれど、数年前に思い描いていた未来は違ったかもしれない。私はキンプリでデビューすると思っていたし、神宮寺自身もキンプリにかけていたところはあると思う。だけど、それは叶わずグループは解体。今はPrince。だからこそ、Princeの3人でやっていく、上を目指していくという思いあっての曲なのではないかと。3人の描いた未来が、変わらずに3人で輝き続けていて欲しいと強く願った。


アンコールのプリプリは驚くほどの大合唱で、プリンセスの強さを感じた。心から嬉しそうに微笑みながら歌う神宮寺を見て幸せだと思った。PrinceとPrincessみんなで歌って、踊って、笑って、ひとつになって、最高のアンコールになった。

アンコール後も何度も出てきてファンの歓声に驚きながらも喜んでいて、ラストは幕が降りた後も鳴り止まない拍手に胸が熱くなった。この拍手が、思いがPrinceに伝わっていますようにと純粋に思えた。



自分の歌割り以外のパートも口ずさみながら楽しそうに踊るところ、ウインクも投げチューも指差しもターンもここぞという時に決めてくるところ、ファンを見る時の優しくて甘ったるい眼差しも、仲間を友達を家族をファンを大事にしているところ、私が2〜3年前に大好きだったところは変わっていなかった。「神宮寺は変わった」と決めつけていただけだった。君米を見ていて、ここ数年の無理矢理固めた概念が全部消えた。

神宮寺のピークは2年前で、キンプリデビューできなかったら終わりだと思い込んでいた。だけど、それは違う。

神宮寺に飽きたのは見に行かなかったから。他に興味を向けて夢中になっているふりをして目を背けたから。過去だけ引きずって今を見ようとしなかったから。神宮寺の望むこと叶えたいことを無視したから。初期セクボを引きずり、チーム者を引きずり、ボ松を引きずり、いつめんを引きずり、キンプリを引きずって、いつも過去の話をして未来を見ようとしなかったから。


ラスト前に神宮寺は「今後大きな壁や困難が待っていると思う」と話していたけれど、そんなものはなくていい。神宮寺の目の前に現れて欲しくないと思った。仮にそんなものが目の前に現れても3人なら越えられる。今より大きくて、さらに素敵なグループになるに決まってる。だから今、あんなに優しい顔で笑っているんだと思ってる。


神宮寺の良いところには謙虚さも含まれるけれど、入所してすぐからずっと推され続けてセクゾバックでは常に第一線に立ち続けたことを誇りに思って欲しい。自信を持って欲しい。私が初めて見た神宮寺勇太は13歳の男の子で一風変わったことをしていたけれど、見る人を惹きつける力があった。20歳を目前とした今の神宮寺勇太はこれまでのどの時よりもキラキラ輝いている。

だから、ただひたすらに上だけを見て進んで欲しい。苦しいことよりも楽しいこと嬉しいことが多く訪れて欲しい。私はずっと応援する。


ボロボロになっても ダメダメになっても

立ち直れる君は Prince Princess